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2009年5月 4日 (月)

血のつながりは、良くも悪くも濃い、らしい。

なぜ母親が?大阪小4女児虐待

上記ニュース記事を読んでのエントリ。

いまさら「なぜ?」と問う方が陳腐だ。
どうやら継父や養父の方が虐待は多いと世間一般に思われているようだが
それらはきっと、ドラマとか小説とかそういったものによる誤解ではなかろうかと思っている。

平成16年度 児童相談所における児童虐待相談処理件数等より、
実母の虐待が6割近くを占めている。その次が実父で約2割。
どういう要因(家族間の意志決定システムとか家族状況など)で
「主たる虐待者」という役割を取るようになったのか、は不明なんだけども。

   介入システムを作るなら、現場の児童相談所の職員を倍増くらいはしないといけないよね。
   よその国と比べて、ケース数が多すぎるもん。1人100ケースとかざらにある話と聞く。
   ものの本によれば欧米では受け持ちケースは20程度らしい。
   虐待の程度も違うだろうから、一概にケース数だけで言うのも何なんだけど
   この差はなんだと思うわけです。

愛おしさ・喜び・憎しみ・怒りなどの感情は、きっと関係性が深いほど強くなる(と思う)。
もちろん、殴る蹴るで弱い物をいたぶることが、3度の飯よりも好きという人もいるだろうから
断言は出来ないけども。
2歳児に60度以上の熱湯をかけ熱がって泣くのを見て、母親がおもしろがり、笑い転げていたという
なかなか了解しがたいニュースが最近あったことだしね。
熱いおでんを食べて熱がるパフォーマンスを見て思いついたらしいが、
想像力を斜めに軽やかに超えていった事件だ。

んで、まぁ、実父・実母が多いと言うことは、「一般」と思われる家庭にも虐待の存在が疑われるわけだ。
「なぜ母親?」というよりは、「また」とか「やっぱり」の方が事実に近い表現なのに
実母という言葉にゆがんだ情緒的意味を付与しているように思われて気持ちが悪い。

虐待には特別な事情が必要な訳ではない。どの親でも加害者になる可能性がある。

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2008年8月18日 (月)

つ、ついに

東京都でも情緒障害児短期治療施設を作る動きが出てきたらしい。

「被虐待児への支援で新施設設置へ―東京都」
リンク先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080812-00000008-cbn-soci
以下リンク先より引用

新しい施設では、心理治療や教育の分野を強化。
生活支援分野を合わせて3分野が連携して「治療的ケア」を提供していく。
具体的には、心理治療分野では、カウンセリングや遊戯療法などを通じて
子どもの心的外傷を治癒させる心理療法の担当者を増員。
担当者が子どもたちと生活を共にしながら、従来よりも手厚いケアを行っていく。
また、施設内に分校を設置することで、学校機能も担う。
従来の児童養護施設では、子どもたちが学校へ通っている間は、
施設側が関与できなかったが、新施設では教員と施設の職員が同じ施設内にいるため、
連携を図りながら子どもたちを支援できるようになる。

定員は入所、通所などを合わせて40人程度を想定している。
小学校3、4年から中学校に上がる前の児童を対象にする予定。

引用ここまで

しかし、記事を読めば読むほど情緒障害児短期治療施設だ。
最近は児童心理療育施設と名乗るようですが。

養護施設の中で被虐児への対応に、
職員が困ったり疲弊したりすることが多いのだろうなぁと思います。
生き残っておられる職員さんには敬意を表します。
支援を必要とするこどもにとって、選択肢が増えることは良いことだと思う。
養護・治療・教育・矯正等々、正確の違う施設を児童相談所に使い分けてもらう
ということが前提になりますが。

数が少ない児童精神科医にどうにかして噛んでもらうことも必要になってくるのかな。

都知事はこういうことに興味を持っていないかのような印象を持っていたので驚きは隠せない。
がんばれ、東京都!そして児童相談所!

五。はこの件に関しては東京都を応援しています。

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