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2010年1月

2010年1月24日 (日)

読書録 ver.13

吉川悟(著) 「家族療法-システムズアプローチの<ものの見方>-」

これを読んでいて、とある事例で変化を起こすことができたという
個人的に曰く付きの本だ。

私が良く陥ってしまいがちな、直線的因果論(親の育児が悪いから、子どもが問題行動を起こしている)からの脱却
を目指して書かれているように思う。
こういう見方は保護者や、クラス担任の教師と会うときには有効な見方になるだろう。

特に親面接をこってりとやらないといけない職場に居る人におすすめしたい。

この本の良いところは、筆者の応答と、その狙い(意図)が逐語的にまとめられた部分があるところだ。
具体的には第2章と3章。やっぱり逐語録は偉大である。

とはいえ、なんどか読み返したけども、さっぱり意図が読めない所もあった。
まぁ、それはいい。実際に会っている人にしか分からない情報などがあるのだから、それは読者がどうこう言わない方が良いだろう。

キーワードに「コンテクスト」(文脈)という言葉。
なんど読んでもイマイチ分からなかった。腑に落ちない感覚だ。
とある場面で、「あぁ、そういうことだったのか」とアハ体験。
スッと入ってくる感覚がたまらない。

驚くのは、吉川悟が35歳位でこの本を上梓したことだ。
はははは。

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2010年1月19日 (火)

最近注目していること(面接技法について)。

「原井宏明の情報公開」というサイトがある。
詳しいことは、リンクで飛んでいただくとして
ここに「動機付け面接」というコーナーがある。

この言葉だけで、なんかヒクヒクする。
自分の臨床現場はOCDとか薬物やアルコール依存には主たる関わりが無いのだけども
これがゲームへの依存だったり、生活の立て直しなどの観点になると話が変わってくる。

格闘技でイメージすると、グラウンドでマウントポジションを取るものではなくて、
いつの間にかアームロックなり、三角締めでもかけているかのような感じになる。
なかなか面白そう。

要チェックや!!

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2010年1月17日 (日)

おやすみプンプン6巻の続き

意味分からんタイトル。

そんでもって、前のエントリの続き。
プンプンママについて、考えてみる。

最後にはガンで死んじゃうんだけども
6巻を読み終わった後、ママに対しての印象変わったんだよね。

ママのこれまでの行動や発言なんかも
第三者的立場で見れば、仕方がねぇかという感じになっちゃう。

第2次性徴の辺りで、ランドセルにマジックで落書きされたりするくらいのいじめに遭っていて、
それをひた隠しにして「自分で解決するんだから」と発言をし、
その後でどう解決されたのかという一番大事な部分が描かれてない。
頼らない、頼れないという構図が透けて見える

1巻で離婚の原因となるDV事件が起きたんだけども
1巻ではプンプンの視点、6巻では両親の視点で描かれていて
1巻で描かれていただけではなかったのだ。
こうなると、誰が悪いと単純に言えない。とても現実的だ。

こんなプンプンママは
雄一君の糞浮気への慰謝料を家を売ってぽーんと払ってしまったり
はるみんに良い説教したりできるのに
なんで、実の息子だけには出来ないのか?

なんでなんでしょう?


哀しいことだし、哀しい人だなぁと思ったのです。


以上。
言葉がつながらなかったので、無理矢理終わらせました。

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2010年1月 7日 (木)

「おやすみプンプン」6巻と「GIANT KILLING」12巻

詳細は、後ほど。

ちなみにプンプン6巻の中身は良かった。もう少し頭の中で整理をしてから、文章にしてみることにする。

というわけで、ちょっと間をおいて、言葉にしてみる。
まずはプンプンの6巻。
高校生になって順調に周囲にとけ込めないプンプンのお話と
これまでに語られず、ヒール的な印象を与えていたプンプンママの物語。
この二本立てだ。

程度を不問にすれば、プンプンの疎外感は誰しもが抱いて然るべきものだと思う。
その程度が問題だとは思うのだけども。

身体的にはとても健康的なプンプンはまさにやりたい盛り、夢やら精力やらが溢れて垂れている。
それは異性に受け止められるはずもない。
プンプンの惹かれた女の子が、「機能充全家族」に育っていたり、男きょうだいが居なかったり。
輪をかけて分かり合えない要素が満載されている。
当然、プンプンは自分の生育歴なんかを言葉に出来るほど、安全感をもっていない。
一方、女の子は自分の環境が当たり前の物で、それ以外の可能性なんて想像も出来ていない。

互いが十分に自己中心的だし、個々の背景を共有していないことは大きな要因だと思う。
そりゃ高校生という世代であれば、これは当たり前。

破綻するのが明確だけど、もちろん登場人物には分かっているはずもない。
ほんの少しのやりとりで、手のひらを返したようにすれ違う様はとても残酷だけど
現実的にあり得る話なのだろう(来し方を振り返れば、ね)。

女の子の姉が作品を出している美術展で、惹かれる作品がプンプンと女の子で全く違うという状況で
すれ違いを描いているところがよい。

個人的な好みを言えば、この女の子に頬を張られるシーンで、女の子の足がちょっと太めな所に萌えました。

プンプン母については、また別エントリないし追記なりで、対応しようと思います。
依存と自立という課題に最後まで挑み続け、壁を乗り越えられなかった人だと思いました。
まだ電車のなかで1回しか読んでいないので、もう少し時間をかけて読みこみます。

GIANT KILLINGは、さらに後で。
(2010/01/10 少しだけ改変しますた)

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2010年1月 4日 (月)

本棚を見てみると

学生時代に読んだ本がちょこちょこと目に付きます。

しっかりと読んだ本、途中で投げてしまった本もあります。
【一旦投げてしまった本だけど、今読んだらもう少し面白いかも知れない。
今からでも遅くないから、取り戻そう】企画。

で、さっと手に取ったのは、これ
「ラ・ロシュフコー箴言集」 岩波文庫

ビアスの「悪魔の辞典」は読んだのですが、箴言集は後半の「考察」の章で挫折したようです。
しおりが196ページに挟まっていました。
とりあえず、以前ツイッターで呟いた、

吉川 悟 (著) 家族療法―システムズアプローチの「ものの見方」

この次に読む本にしたいと思う。

あくまで、思うだけ、思うだけ……。
強制すれば心理的リアクタンスに殺られるから……。

この後も続くならば、ルソーの「エミール(上)」とか谷崎潤一郎の「刺青・秘密」などに行きたいと思います。

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2010年1月 3日 (日)

ちょっと

テスト  備忘録的エントリ。

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