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2009年8月 9日 (日)

読書録ver.10(やっと二桁)←嘘でした。 ver.11でした

「まずい面接 マスター・セラピストたちが語る最悪のケース」 
J・A・コトラー,J・カールソン編/中村伸一監訳/モーガン亮子訳 金剛出版

上記を読んでいる最中。アフィリエイトは何となく嫌なので、出版社にリンクしてます。

本の紹介文は下記のようなもの。

マスター・セラピストたちの,信じられないほど正直に失敗からの成長を告白する姿により,
あなたの明日の面接が,今日より少し肩の力の抜けた,より良いものとなることを願い訳された1冊。

これ良い本ですよ。
最初は失敗例というのが良いじゃないか、と単純に手に取ってみた。
代表するセラピストがどんなミスをするのかねのぞき見的な興味がもちろんあった。

しかし、しかしだ、話はそんなに単純ではないことが読み進める内にわかってくる。

要因はここでいう「まずい」の定義だ。
当然、まずい状態であることを認知出来なければ、「まずい」ことにはならない。
そのまずさは、私のような臨床家であれば、日常的に陥ってもおかしくない状況であるように思われる。
それがマスターセラピストの場合は、20年前の事例を出してくるなど
特異な状況になっているということ自体を驚くべきだと思う。

そして、そんなまずい状態から何を学ぶかという真摯な姿勢
二度と同じことを繰り返すまいとする変化に開かれた飽くなき向上心
失敗をそれであると認める自己愛への戒め
などなど、
読めば読むほど、なるほどと恐れ入る状況になってしまった。
畜生、やられたぜ!

監訳者は後書きにこう書いている。

多くの木登り経験と同時に落下経験を積んだセラピストやスーパーバイザーには、
本書が私が出会ったときのように「身につまされる」本であって欲しいと思うからである。
(中略)
面白いからといって、一気に読まないことをおすすめします。
結構滅入ってしまいますので。それとさっきもいいましたが、
私の経験では眠くなる本ではないので、就寝前一章という習慣には不向きです。

私は監訳者の狙い通りになった訳なので、それはそれで良しとしよう。

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