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2009年5月 4日 (月)

尊大な羞恥心と臆病な自尊心

とは中島敦の「山月記」だが、名言だなぁと思えて仕方がない。

羞恥心と自尊心との順番が前後しているかもしれないが、よほど自分に響いたのだろう。
大学までの現代文の授業で覚えている文章なんぞほとんど無いのに、これははっきりと覚えている。
あとは梶井基次郎の「桜の木の下には死体が埋まっているのだ」というくだりが精々である。

分析的に言えば、青年期に超自我が自我理想により、緩和されるかどうかというお話になるのだが
いまだに自分に対しては緩和されないらしい。

世間に自分は歓迎されていないという主観的な思いは根強く
やっかいな長年のお友達になっている。
これが客観的な事実であれば、それも致し方ないのだが
はっきりと「お前はいらん」といってくれる人も居ないので確かめようもない。
言われればもちろん堕ちるし、言われなくても勝手に堕ちていくという救いのない話だ。

きっと、抑鬱的な傾向が自分にはあるのだろう、と思う。
首さんのような発想ができると
なかなか世の中面白いのかもしれないが、そうは問屋が卸さないようである。
 *2009/05/04 修正。 どうやらリンク先の「ひょっとしたらおれは天才なのではあるまいか」に反応したらしい。
そのことが自尊心などに繋がっているわけでもなさそうである。
文意も旨くとれなかったことに謝意を表明する。

と言うわけで、世間はGWで浮かれていますが、個人的にはdepっております。
こういうときには例外なく、仕事上で難しいことに当たったり、ミスをしたりしている。
そっちの方が寄与率は高いのかもしれないけど、時間軸では主観的な思いの方が先にあるから
因果関係の矢印をひいてはいけないのだ。

そんな状態ですが、少しでも旨い飯を作ろうとすることは出来るので
そっち方向で自分を元気づけて行こうと思う。いわゆる「Do more」だ。
「上手く行っていないときに、例外的に上手くできていることがあれば、それをもっとせよ」。

というわけで、今日のレシピ。
「大根の鰹節和え」
材料:大根、塩、削り節
(1)大根は、味噌汁一回分くらいを、千切りにする。
(2)大根に塩を適量まぶして、塩もみをした後、絞るって水を切る。
(3)その大根に鰹節を多めにぶっかけて、和える。

ビールや日本酒のつまみにどうぞ。
適度に残った塩気と鰹節のうまみがしみじみと食わせます。
叩いた梅を加えたり、ちょろっと酢をかけても美味しいかもしんない。

唐揚げなどの動物性のつまみを受け付けにくくなった方々にお勧め(したい)です。

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コメント

まあまあ、お気遣い御無用です。気にするな、です。
「抑鬱的である-抑鬱的でない」とは次元を異にする状態に移行しがちな私などは(「現実から遊離する-現実に沿う」の次元?)、落ち込むべきところで気分が落ち込んでいるのかなあとすら思いますよ
(「山月記」について、「自分はこれから虎になりたい」という感想を綴った過去があるくらいでして…)。

浅蜊と大根の煮物もお酒に合いますぜ。

投稿: | 2009年5月 5日 (火) 22時24分

コメントありがとうございます。
「遊離-沿う」という次元の提示は自分にしっくりと来る感じもあり
そういう捉え方も有りだなぁと思いました。

虎になりたいと言われると
虎になったら、何が出来そうですか?と尋ねたくなります。

浅蜊と大根ですか、いいですね。
浅蜊だから、長々と煮るのではなく、さっと火を通す感じですか?
大根も薄めに切れば、ほろほろと柔らかくなりやすそうだし
浅蜊のうまみを吸い込んだ大根がとても旨そうです。
想像だけで唾液がわきます。

投稿: 五。 | 2009年5月 5日 (火) 23時41分

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