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2008年10月13日 (月)

読書録ver.8

著)浅野いにお 『おやすみプンプン』

いい漫画である。1~3巻が発売中。
休刊するヤングサンデーに連載していたが、これからどうなるのか
そういう意味でも、はらはらさせられる。

新井英樹の『宮本から君へ』が好きな人におすすめしたい。
あんまり共通点無いから、好きじゃない人にもすすめたい。

読んでいて『宮本から君へ』を思い起こしたのは事実なんだ。
青臭さをそのままストレートに持ってくる所なんか
そっくりな感じがした。

表現手法が凝っているんだけど、技法に負けていないと思う。
こどもや世の中の残酷さや不条理さがよく表現されている。
中身は上手く説明できないが、買って損はきっと無い。

「自他の違い」がテーマが底にあると思う。
主人公の身の回りに起こることを丁寧に拾っていく。
それは客観的には小さいことでも、主観的に大きかったりする。
誰にでも起こりうることでも、自分にとって、起こったことはオリジナル。

その苦しみや悲しみを、その人なりに抱えて生きている。
そんな日常を描いている漫画だと思う。

個人的にはプンプンのおじさんである
雄一さんが言う今の自分自身についての評価
「納得してるけど、満足はしていない」
というのは迷える青年期にとって蓋し名言。

余談だが、この手の内容には自分はとことん弱い。
たとえば、このへんとかこのへんとかの思春期青年期の悲しみや喜びに
出会ったときには、正直1w程度仕事をする気がなくなったことがある。
雄一編はそういう方向になること、おそらく請け合い。
続刊が楽しみでもあり、少々怖くもある。

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コメント

「ぼくらの」といい,「ぷんぷん」といい……。
五。さんは お変わりないようでなぜか安心しましたよ。
リンク先の このへん っていうところ読みました。
一気にスレッド全部読んだのに,つづくって。
忙しいのにこれから2スレ目行ってきます。

投稿: すみれ寮 | 2008年10月13日 (月) 22時12分

はい。あまり変わっていないようです。
ぷんぷんを拾っていただけるとは……。
「自虐の詩」と「ぼくんち」もおすすめです。

リンクについてですが前者は短いですが、後者は長いです。
秋の夜長にひっそりと、【数回に分けて】【数回に分けて】
(大事なことなので2度言いました)お楽しみ下さい。
睡眠不足になりませんよう、遠くからお祈りしております。

あと、なかなか電話に出られなくて申し訳ない。
最近退勤時間が22時を回ることが希ではないのです。
また、在宅していても0時頃まで家事のゴールデンタイムで
電話になかなか気づけないのです。

投稿: 五。 | 2008年10月16日 (木) 18時28分

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