« 1本で2度美味しい | トップページ | 紫蘇の実の塩漬け »

2008年9月25日 (木)

読書録ver.7

連続更新

著)中釜 洋子   家族のための心理援助  金剛出版

親の役割を纏ってこられる方に会う場合、個人面接とは違う考え方をしないといけない。
親役割を取っている後ろには、子どもの姿が透けて見えるからだ。

個人面接ならば、その個人のことだけ考えれば良い(極端な物言いではある)。
しかし親面接は子どものために会うのだが、関係を作らなければならないのは保護者。
しかも、子どもを連れてくるのは、その保護者だったりする。

保護者と子どものニードをまとめなければいけないが
親のニードと子どものニードが相反するような場合も珍しくない。
そんな場合があって、どうしよーかなーと考えているときに読んだ本。

親面接は学生時代に結構「やらかした」自覚があるだけに今でも得意意識はない。
もちろん個人面接が得意というわけでもないが。

わかりやすいし、面白い。一部逐語録も収録されている。
1対1でのセラピーを主に学んできた私ならどう応えるだろうかと考えながら読んだ。

筆者は生粋の家族療法家ではなく、個人心理療法から家族療法にシフトされたようだ。
前に紹介した
「心理援助のネットワークづくり―〈関係系〉の心理臨床 」の著者でもある。

親面接をこれから始める人にもお勧め。
地域の保健師さんとか、福祉関係の人と協同する仕事がある人は
読んでみるとためになると思う。

|

« 1本で2度美味しい | トップページ | 紫蘇の実の塩漬け »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1047193/24023144

この記事へのトラックバック一覧です: 読書録ver.7:

« 1本で2度美味しい | トップページ | 紫蘇の実の塩漬け »