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2008年8月

2008年8月31日 (日)

夏の夜のお楽しみ

この休日、近隣の動物園が夜に開かれていたので行ってみた。
ナイトサファリというらしい。

これが滅法おもしろいし、また快適だった。
まず何と言っても暑くないのがいい。
「夏は雨」のこころだ。清少納言も良いことを言う。

周囲も、自分たちもリラックスできる。日陰を追い求めたり
冷たい飲み物やアイスクリームをぼったくり値段で購入しなくても良いのだ。素晴らしい。

暑くないということは、臭いも押さえられるということ。
これがまた、ポイント高い。
動物は臭って当たり前、と思ってはいるのだが、なにぶん嗅ぎなれない臭いは、突き刺さってくるものだ。
なじみのない刺激が少ないと、よりリラックスできる。

一番の利点は、当たり前だけど
夜行性の動物がうろうろ動いていたこと。

トラなんぞは、非常に低い声で吼えてくれた。
こんな声を真っ暗な草原で聞いた日にゃあ
大なり小なりを漏らしてしまうこと請け合いである。
それくらい迫力があった。

暑くないから、だらしなく寝ころんでいることもない。
大型肉食動物の面目躍如といった感じだ。

入園料も安くって、これくらい楽しめるなら
また行ってみようかと考えるほどだった。

良い時間の過ごし方が出来て、満足満足。

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2008年8月24日 (日)

執筆中

只今とある紀要に投稿するためのケースレポートを執筆中(なかなか進まないが)。

書いてみてしみじみ思うのは、やったことは振り返る機会を持たないと、
自分の対応や理解など正確に(ある程度距離をとって)把握する事が難しいということ。

また、分かっていると思っていたことが、実は全然明確になっていなかったりすることだ。
心理学的理解と対応とが上手く一致させられていない場合もあり、
そもそも理解自体が妥当だったのかどうか、疑問を覚える場合もあり
力不足であることを思い知らされる。

こういうミスは技術的なものと考えよう。
磨いたり研いだりして、自分の自己愛や盲点を文字通り削っていくんだ。
専門職として看板を張り続けるために。

レポートを書くのはしんどいけど、
認知的不協和を駆使して前向きに仕事をするんだ、
という意気込みで進めるしかないのか?

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2008年8月18日 (月)

つ、ついに

東京都でも情緒障害児短期治療施設を作る動きが出てきたらしい。

「被虐待児への支援で新施設設置へ―東京都」
リンク先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080812-00000008-cbn-soci
以下リンク先より引用

新しい施設では、心理治療や教育の分野を強化。
生活支援分野を合わせて3分野が連携して「治療的ケア」を提供していく。
具体的には、心理治療分野では、カウンセリングや遊戯療法などを通じて
子どもの心的外傷を治癒させる心理療法の担当者を増員。
担当者が子どもたちと生活を共にしながら、従来よりも手厚いケアを行っていく。
また、施設内に分校を設置することで、学校機能も担う。
従来の児童養護施設では、子どもたちが学校へ通っている間は、
施設側が関与できなかったが、新施設では教員と施設の職員が同じ施設内にいるため、
連携を図りながら子どもたちを支援できるようになる。

定員は入所、通所などを合わせて40人程度を想定している。
小学校3、4年から中学校に上がる前の児童を対象にする予定。

引用ここまで

しかし、記事を読めば読むほど情緒障害児短期治療施設だ。
最近は児童心理療育施設と名乗るようですが。

養護施設の中で被虐児への対応に、
職員が困ったり疲弊したりすることが多いのだろうなぁと思います。
生き残っておられる職員さんには敬意を表します。
支援を必要とするこどもにとって、選択肢が増えることは良いことだと思う。
養護・治療・教育・矯正等々、正確の違う施設を児童相談所に使い分けてもらう
ということが前提になりますが。

数が少ない児童精神科医にどうにかして噛んでもらうことも必要になってくるのかな。

都知事はこういうことに興味を持っていないかのような印象を持っていたので驚きは隠せない。
がんばれ、東京都!そして児童相談所!

五。はこの件に関しては東京都を応援しています。

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2008年8月11日 (月)

読書録 ver5

著/有川浩 「空の中」 角川文庫

うん、おもしろい。まずはこの一言。
なんかライトノベルっぽいなと思ったら、大人向けライトノベルとして書かれていたらしい。
良い意味でお決まりのパターンで、懐かしさを覚えるぞ。
この設定だけで甘酸っぱさを覚えるのは、かなり年を取ったということなのだろう。
唾液腺が条件付けされてしまって、よだれが出てしまうんだ。

主人公その1、男子高校生で灰汁が強く無くって、ちょっとぼやっとした瞬と
幼なじみで美少女で、土佐弁丸出しの佳江(かえ)。

主人公その2、戦闘機乗りの光稀と
とある件で光稀にインタビューをする羽目になった春名。
うん、ツンデレだ。辞書の凡例に載っても良いくらいに。

人物設定はライトノベルっぽいけど、心理描写はなかなか読ませる。
叙述トリックもないから誰がどう喋っているのかわかりやすい。
で、思春期青年期真っ盛りの主人公には、バランスを取るために老成した大人の役割が必要。
その役割がなかなか渋い。
当たり前のことを、当たり前に言う・実行する大人はかっこいいのだ。

で、ここからは内容とは全く関係ないけど一言。

作中に解離性同一性障害の治療について触れられている。
作品の中では別段文句も何もない。

ただ、最近の治療では、作中のように分裂した人格を個と捉えて
統合することを目的とするやり方は一般的ではないらしい(by 人聞き)。

あくまで、どんな人格が出てきても、主人格と見なして
「今日の○○さんは××だねぇ」と応答をすることが多いらしい。
その方が安定しやすいらしい。

そうすることでアイデンティティの凝集性が高まるんだろうか?私にはよくわからないけど。

本題に戻ろう。
盆休みに力を抜いて読むには良い本だと思う。
おすすめです。
以上。

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